通勤電車に乗ると動悸、腹痛で2駅ごとに列車を降りる… それ「過敏性腸症候群」かも
(NIKKEI STYLE) 2020/11/29 11:00
社員がいきいきと働き、高いパフォーマンスを発揮する職場をつくるには何が必要か。産業医として多くの企業で社員の健康管理をアドバイスしてきた茗荷谷駅前医院院長で、みんなの健康管理室代表の植田尚樹医師に、具体的な事例に沿って「処方箋」を紹介してもらいます。過敏性腸症候群(IBS)は腸の疾患としては一般的なものといえます。大腸や小腸に原因となる異常が見つからないのに、腹痛や下痢、便秘が長く続きます。大きく「下痢型」と「便秘型」の2つに分けられますが、なかには下痢と便秘を交互に繰り返す人もいます。
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