原発被災地でエビ養殖 活性化へ

被災地の山で育つエビ 原発30キロ圏、福島県葛尾村の挑戦

(産経新聞) 2023/03/18 17:21

横浜市から移住し、被災地でバナメイエビの養殖に取り組む松延紀至さん=福島県葛尾村(大竹直樹撮影)

横浜市から移住し、被災地でバナメイエビの養殖に取り組む松延紀至さん=福島県葛尾村(大竹直樹撮影)

(産経新聞)

東京電力福島第1原発事故で全住民が避難を強いられた福島県葛尾(かつらお)村で、食用のエビを陸地で養殖する実証実験が行われている。事業が成功すればエビが村の特産品となり、住民の帰還促進や雇用創出につながるためだ。標高約450メートルの寒冷地。エビ養殖には不向きとされるが、「過酷な環境だからこそ、成功すればほかのどの被災地でも養殖できることが実証できる」と関係者は期待を寄せる。

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