サバ不漁 缶詰の出荷「厳しい」

サバ不漁、沿岸から沖合へ移動か 水揚げ4割近く減、缶詰一時停止

(共同通信) 2023/05/27 18:00

千葉県銚子市の銚子漁港のサバの水揚げの様子=2020年12月(同市提供)

千葉県銚子市の銚子漁港のサバの水揚げの様子=2020年12月(同市提供)

(共同通信)

 日本の食卓に欠かせないサバの不漁が続いている。2022年の主要漁港の水揚げ量が前年比で4割近く減り、今年2月には水産加工会社が缶詰の出荷を一時停止した。日本で多く取れる太平洋のマサバの不漁要因は資源量の減少ではなく、水温の変化により漁場である沿岸から回遊経路が沖合に移動したためと、国立研究開発法人「水産研究・教育機構」は推定している。

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