虐待死ほぼゼロの国も 何が違う

子どもの虐待死が年間50人以上の日本、「ほぼゼロ」のフィンランド…何が違うのか?

(弁護士ドットコム) 2019/10/08 09:45

日本では、子どもの虐待死が絶えない。近年では年間50件を超え、2017年度の虐待死は65人だった。1週間に1人以上、子どもの命が虐待によって失われていることになる。しかし、東京都目黒区で5歳の女の子が凄惨な虐待を受けて死亡した事件など受け、2020年4月から保護者や養護者による体罰禁止を盛り込んだ改正虐待防止法と改正児童福祉法が施行されることになった。

一方、フィンランドでは現在、虐待死はほぼゼロ。子どもへの体罰は1984年に法律で禁止されたほか、虐待を察知した人には通報義務もある。また、「ネウボラ」と呼ばれる妊娠期から就学前まで母子と家族全体をサポートする制度や、早期発見のための調査の実施など、さまざまな支援で虐待リスクの早期発見に努めているという。

では、実際にどのように児童虐待防止を行なっているのか。フィンランド大使館で9月26日、専門家を招いて開かれたセミナーを取材した。(弁護士ドットコムニュース編集部・猪谷千香)

続きを読む

新着トピックス一覧

ライフのトピックス

写真ニュースまとめ一覧を見る