「親の延命」判断 家族の重荷に

家族にのしかかる「親の延命」の判断 「多死社会」に必要な医療とは

(AERA dot.) 2023/05/26 06:30

「住み慣れたわが家で最期を迎える」ことをかなえる(提供:医療法人ゆうの森)

「住み慣れたわが家で最期を迎える」ことをかなえる(提供:医療法人ゆうの森)

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 家族の延命治療をするか、しないか、について医師から迫られたとき、「そのまま逝かせてください」と決断できる人はどれくらいいるのだろう。記者の母(83歳・要介護5)は肺炎を機に入院したが、1カ月過ぎて「経口摂取不可」の判断が下され、「禁食」に。今後は何かしらの延命治療をするか、死を待つか判断を迫られた。家族に相談し、「もう少し生きていてほしい」という願いを本人に伝え、受け入れてもらえたが、本当に良かったのだろうか──。いつかくる、大切な人の「最終章」に備えよう。

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