硫黄島の戦没者遺骨 父だった 収集参加の長男、判明前に他界 故郷の墓で“再会”へ
(南日本新聞) 2021/02/23 10:30
太平洋戦争の激戦地だった硫黄島(東京都小笠原村)で収集された遺骨が、旧串木野市元町出身で、34歳で戦死した吉尾均さんと特定された。DNA鑑定で判明し、遺族の元へ今月中旬に届いた。収集活動に21回参加し、鑑定試料を提供した長男の修一郎さん=大阪市=は再会かなわず、昨年9月に77歳で病死していた。24日に均さんの遺骨を供養。将来、いちき串木野市にある吉尾家の墓に父子の遺骨を納める。
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