便利だと思って買った収納グッズが、実際は使いにくくて困ったことはありませんか?便利そうに見えて、じつは使いにくい収納グッズが意外と多いのです。ムダな買い物をせずに済むように、使いにくい収納グッズの特徴を確認しましょう。

整理収納術、ワーママ目線からの献立アイデアなどを発信するインスタグラムが人気のはなさんに、じつは使いにくい収納グッズの特徴を教えてもらいました。

使いにくい収納グッズとは?

SNSなどで話題になっている収納グッズでも、使いやすいかどうかは実際に使ってみないとわかりません。

私も便利そうだと思い購入したものの、使いにくくて買ったことを後悔した収納グッズがいくつもあります。

自分の失敗を振り返り、使いにくい収納グッズの共通点を3つご紹介します。

1:開けるのが面倒…フタつきケース

中身がしっかりと隠せて、ほこりも気にしなくてよいフタつきの収納ケース。じつは使いにくい収納グッズです。

中身を取り出すためには、まずケースを引き出し、フタを開け、そのフタを置き、中身を取り出す…というように、どうしても動作が多くなってしまいます。でもフタがなければ、片手でケースを引き出し、もう片方の手で中身を取り出すだけですみます。

たまにしか使わないものの収納であればフタつきのケースでもよいのですが、日常で使うものの収納にはフタのない収納ケースが便利です。

2:意外と収納力がない…底のせまいケース

意外な落とし穴が収納ケースの底の広さ。写真の左のような、底に向かって狭くなっている収納ケースは、じつは使いにくい収納グッズです。

底が狭いので、大きさのわりに収納力がありません。ケースの上部と底が同じ広さであれば、スペースをムダにせず収納することができます。

スペースを最大限に使って収納したい場合は、底に向かって垂直なタイプの収納ボックスが便利です。

3:中身が落ちる…ワイヤーバスケット

中身が見やすく、見た目もオシャレなワイヤーバスケット。買うときにはワイヤーの目の粗さに要注意です。目の粗いワイヤーバスケットは、じつは使いにくい収納グッズです。

ワイヤーの目が粗すぎるバスケットは、中に入れられるものが限られます。小さいものや薄いものが、ワイヤーの間から落ちたり飛び出したりしてしまうからです。

目のこまかいワイヤーバスケットなら、どんなものを入れても中身が落ちることなく、いろいろな用途で使うことができます。ワイヤーバスケットはワイヤーの目がこまかい方が便利です。

収納グッズを買う前にチェックして!

店頭でもネットでも、いろいろなタイプの収納グッズが販売されています。いざ買おうと思っても迷ってしまったり、うっかりサイズの合わないものを買ってしまったり、収納グッズを買うのもなかなか大変なものです。

収納したいものや収納場所のサイズを確認することはもちろんですが、収納グッズの形状にも注意しながら購入しましょう。

■執筆/はなさん…フルタイムで働く2児の母。こだわりのインテリアや役立つ整理収納術、ワーママ目線からの献立アイデアなどを発信するインスタグラムが人気。

編集/サンキュ!編集部