【MLB】ツインズ 2−4 ドジャース(4月8日・日本時間9日/ミネアポリス)

 これはもう完全覚醒といっていいだろう。ドジャースの大谷翔平投手がツインズ戦に「2番・DH」でスタメン出場し、ツーベースを2本放ったあとの第4打席で3号ソロをスタンドに運んだ。レフトへこすったような当たりがホームランとなり、「化け物ホームランきた」「外野フライかとおもた」と驚くファンが続出している。

【映像】驚異の“ひと伸び” 衝撃逆方向弾の瞬間

 アウトマンのソロで3-2とドジャースが勝ち越しに成功した7回、2死走者なしの場面で大谷に4打席目が回ってきた。この回から登板したツインズの3番手ジャクソンは大谷に対し執拗にインコースを攻めカウント2-1とする。しかし4球目、85.6マイル(時速約137.7キロ)のスライダーが甘く入ったところを大谷は見逃さずフルスイング。レフトに高く上がった打球は大谷らしい弧を描き、左中間スタンドに吸い込まれる今季3号ソロとなった。

 飛距離は376フィート(約114.6メートル)。視聴者からも「詰まってた感じしたが入るのか」「やっとこすったHRが出たわ」との声が上がったとおり、レフトフライと思った人も多かったよう。それがスタンドに飛び込み、「言葉失った」「おいおい。それで入るんかいw」「あれが入るんかい!」「反対方向であそこまで飛ぶ?ばけもんやw」「やっぱすげーなオオタニサン」「化け物ホームランきた」と驚きとも呆れともつかないコメントが多く見られた。

 この試合、第1打席と第3打席で2本のツーベースを放っており、ファンは1発を期待していたはず。それに応えるように放ったホームランに、「さすがやわこの方は」「まじで打った」との声も。これで大谷はメジャー通算174号。日本人メジャーリーガー最多となる松井秀喜の通算175号まであと1本に迫った。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)