【MLB】ドジャース 6−3 マーリンズ(5月6日・日本時間7日/ロサンゼルス)

 ドジャースの誇るMVPトリオが初回の2失点をあっという間にひっくり返した。

【映像】アベック弾直後に“大ハッスル&ハイタッチ”の瞬間

 大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場したマーリンズ戦は、1回に2年ぶりの登板となった先発ビューラーが2点を失う立ち上がりとなったが、その裏すぐに大谷が2ランを放ち同点とすると、3番フリーマンも2者連続アーチで続き逆転する。ベンチでは大谷と3号ソロを放ったフリーマンが笑顔でハイタッチを交わしていた。

 この日のドジャース先発は、2021年に16勝4敗、防御率2.47、212奪三振の大活躍を見せたものの翌年に2度目のトミー・ジョン手術を受け、この日が2022年6月以来およそ2年ぶりの登板となったビューラー。ビューラーは立ち上がり、マーリンズ打線にヒット3本を許し2点を先制されてしまう。しかし味方打線がすぐに反撃。その裏、1番ベッツが四球を選んで出塁すると、続く大谷が3戦連続となる11号アーチを放ち同点とする。

 絶好調大谷の目の覚めるような特大弾に球場全体のざわめきが静まりきらないなか、続くフリーマンもマーリンズ先発ムニョスを捉えると、大きな打球がセンター左へ。これがそのままスタンドに飛び込む3号アーチとなり、ドジャースが1〜3番の“MVPトリオ”3人だけで3点を取って逆転に成功した。

 今季のドジャース打線の目玉として開幕前から大きな話題となっていた“MVPトリオ”だが、連続でホームランを放つのは意外にも今季初。ようやく実現した2者連続アーチにフリーマンはベンチで祝福の“ひまわりの種シャワー”を浴びると、笑顔で大谷とハイタッチを交わし、その後ベッツともにこやかに言葉を掛け合っていた。

 これにはファンも「アベックきたー!!」「ついにアベック弾でたねえ...」「フリーマンも続く わっしょい!わっしょい!」と大興奮。ベッツもあわせた上位打線に「驚異のMV3」「3人で逆転してらw」「最恐打線」「これは悪の帝国w」「ドジャース強すぎるって!」と驚きを隠せない様子だった。また、大喜びのベンチやブルペンの様子に「祭りじゃ!」「楽しくてしゃーないやろな」といった声も見られた。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)