【MLB】パドレス4-0ドジャース(5月12日・日本時間5月13日/サンディエゴ)      

【映像】球場が大混乱!ホームランが消される“疑惑の判定”が起きた瞬間

5月12日(日本時間(5月13日)に米・カリフォルニア州サンディエゴのペトコ・パークで行われたサンディエゴ・パドレス対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、パドレスの3番ジェーク・クロネンワースが放った一打が“幻の本塁打”になりかけた場面が、野球ファンの間で話題となっている。

1回裏のパドレスの攻撃。この回パドレスは、1死走者なしの場面から2番のフェルナンド・タティス・ジュニアがセンターへの先制アーチを放って先制すると、その興奮が冷めやらぬ中で打席に立ったのが、続く3番のクロネンワース。この打席でクロネンワースは、初球、2球目と見送ってカウント1-1とすると、続く3球目、外角低めへと投じられたストレートを打ちに行き、センター方向へと弾き返すことに。するとこの打球が低い弾道のまま、センターバックスクリーンの右、客席最前列へと飛び込み、2者連続アーチとなった。

打ったクロネンワースは着弾した自身の打球を目で追いながら二塁を蹴ってゆっくりと三塁へと向ったが、そんなクロネンワースの横を、なぜか外野からの返球が抜き去り、サードを守るマックス・マンシーのグラブに。ほどなく、三塁ベース手前で待ち構えていたマンシーにグラブでタッチされたクロネンワースは、何が起きたのかわからないといった様子で三塁ベース上で立ち止まってはみたものの、なぜか三塁塁審は右手の拳を挙げてタッチアウトをコール。クロネンワースは狐につままれたかのような様子でしばし塁上で佇むこととなった。

実はこのプレー、ライトスタンドギリギリのところへと着弾したクロネンワースの打球が、フェンスの内側に当って跳ね返り、再びグラウンド側へと落ちてきたのを審判がフェンスダイレクトであると誤認し、プレーを続行させていたことに起因するもので、いわばミスジャッジによって生じた混乱。その後、審判団の協議後に、改めてクロネンワースの一打は本塁打と認められることとなったが、こうしたミスジャッジによる混乱に、ネット上の野球ファンからは「協議するまでもないw」「どう見てもホームランでしかないw」「審判、何やっとんねんw」「誤審すぎるだろ」「あれをどう見るとホームランじゃないって思えるんだろね」「それにしても2者連続で同じようなとこに着弾するって珍しいなw」といった様々な反響が巻き起こっている。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)