【MLB】ドジャース4−0レッズ(5月18日・日本時間19日/ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平が「1番・DH」で先発出場、移籍後初となる1番で出場も4打数無安打で終わると、打率も.350まで下がりリーグ首位打者から陥落した。なおチームは打線が効果的な点の取り方と、投手陣は先発ビューラー、リリーフ陣も好投の完封リレーで2連勝とした。

【映像】自打球に大谷が一瞬見せた“全力”しかめっ面

 前日までの今季成績は179打数64安打32打点13本塁打、打率.358。今季初、1番で打席に入った大谷。エンゼルス時代に6本記録している先頭打者弾にも期待がかかったが、第1打席はレッズ先発右腕・アシュクラフトがフルカウントから投じた高速カットボールに詰まりサードゴロで凡退した。

 3回の第2打席は2死ながら走者三塁の得点機。初球は自打球を打ってファウル。思わず大声を上げ、苦悶の表情も。結果はセカンドゴロでチャンスを活かせなかった。一塁へ向かう際は全力疾走、自打球の影響はないように見受けられた。

 第3打席は5回、2-0とドジャースが2点リードの場面、1死走者二塁とまたも得点機。カウント1-2から真ん中低目の変化球を打ち上げ、レフトフライに倒れた。7回の第4打席は2死走者無しで一発の期待もかかる場面。レッズ2番手右腕・スピアーズのチェンジアップに対して鋭い打球を放つも打球はファースト正面。ファーストゴロで凡退した。

 なお試合はベッツを休養で欠くドジャースはこの日、5番・パヘスの先制タイムリーヒット、また6番・ラックスのピッチャーゴロの間に入った1点など、上位打線を補うように下位打線で得点。投げては2022年のトミー・ジョン手術から復活を期す先発右腕・ビューラーが6回3安打無四球無失点と好投。今季初勝利(1敗)チームは4-0で2連勝、このカード勝ち越しを決めた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)