5月14日に沖縄セルラースタジアム那覇で行われたオリックス・バファローズ対千葉ロッテマリーンズの一戦で、降りしきる雨の中、両軍のファンが応援合戦を繰り広げ、話題となっている。

【映像】オリvsロッテ“豪雨の応援合戦”がスゴすぎる

試合前から生憎の雨に見舞われていたこの日、6回途中で雨足が強まったことを受けて降雨コールドとなったものの、その前の5回終了時に試合は一度中断に。しかしその際、両軍のファンたちは、豪雨に打たれながらも、それを物ともせずに、鳴り物と大歓声で応援を続けることに。

5月17日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、改めてこの盛り上がりをVTRを交える形で紹介することとなったが、その際に野球解説者のG.G.佐藤氏は、「もう全力で楽しんでてね。見てて気持ちがいいですね。アツいっすよね。沖縄でなかなか試合がないですからね、この1日貴重ですよね」と笑顔でコメント。また、番組の司会をつとめる辻歩アナウンサーも、「この時ってお互いを応援するような行為もあって。パ・リーグの応援団は素晴らしいなと思いましたね」と、その熱量を称える形でコメントすることに。

また、ネット上の野球ファンからも、こうした沖縄のファンたちの盛り上がりに、「今年一番の名シーンだろ」「贔屓が違っても家族みたいなもんやからな 相手あってこそのプロ野球 きっと選手にもその思いは届いたはず」「本当に...いいなぁ...同じ野球が好きなファン同士、応援するチームが違くともこうやってリスペクトしあって楽しめるの本当に尊い」「お互いの応援団が、相手の応援にかぶせて潰すようなことなく、交互に応援歌を出すのが素敵ですね。同じ野球ファンとしての矜持を感じました」「なかなか沖縄でプロ野球を現地観戦する機会が少ない中で雨天コールド そんな残念な状況でも、球場全体が楽しめる環境を作った両チームの応援団に拍手を贈りたい」「パ・リーグ球団のファンはお互いに讃えあうから大好きなんよ」「パリーグってええなあ」といった様々な反響が巻き起こっている。

(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)