古舘伊知郎が2024年7月3日に発行開始が予定されている新札について、ターゲットは「タンス預金」なのではないかと指摘した。

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 ジャーナリストの青山和弘氏に古舘は「ひねくれた解説として呼ばれているので、あえてそう言いたいんですけれども」と前置きすると「日本は世界で唯一のタンス預金国。そうすると『旧札を持っていかないと、変えないとヤバいぞ』って、期限切れだってどんどんお金を出していく契機になりますよね。そこ狙ってますよね?キャッシュレスといいながら新札出すって」と質問を投げかけた。

 青山氏は「その狙いは間違いなくあります」と答えて「古い札を持っている人たちにタンス預金を少しでも吐き出してもらおうと。日本はそういうお金の使い方というか貯め方が多いので、やっぱりデフレ対策なんです」と解説。

 「一応偽札対策とか言っているんですけど、いまのお札だってそう簡単には偽札作れないですから。それよりもいま古舘さんの言ったほうが思惑としては大きい」と、古舘の予測を肯定した。

(『ABEMA的ニュースショー』より)