<全米プロゴルフ選手権 最終日◇19日◇バルハラGC(ケンタッキー州)◇7609ヤード・パー71>

今季メジャー第2戦は全日程が終了。30歳のザンダー・シャウフェレ(米国)が、トータル21アンダーでメジャー初勝利(通算8勝目)を手にした。


コリン・モリカワ(米国)と並ぶ首位から出た最終日。1番のバーディで滑り出すと、その後もバーディを積み重ねた。ボギーは10番の1つのみに抑え快調にスコアを伸ばす。終盤、ブライソン・デシャンボー(米国)に並ばれたが、最終18番で奪ったこの日7つ目のバーディでかわした。2021年の東京五輪で金メダルを獲得した男がつかんだ、ビッグタイトル。なおメジャー大会をトータル20アンダー以上で終えるのは、史上5人目の快挙でもあった。

トータル20アンダーの2位にデシャンボー、トータル18アンダーの3位にビクトル・ホブラン(ノルウェー)が続いた。トータル15アンダーの4位タイはモリカワとトーマス・デトリー(ベルギー)。大会中に警察に拘束されるトラブルにあったスコッティ・シェフラー(米国)は、トータル13アンダー・8位タイという結果だった。

日本勢は松山英樹と久常涼が同組でプレー。久常は5バーディ・1ボギーの「67」でトータル11アンダーまで伸ばし、18位タイで4日間を終えた。松山は4バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「71」と伸ばせず、トータル8アンダー・35位タイでフィニッシュした。


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