2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

■25歳・年収450万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は東京都に住む25歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

▼家族構成本人、両親、兄弟

▼金融資産年収:450万円
金融資産:現預金300万円、リスク資産2000万円(本人だけの資産かは不明)

▼リスク資産の内訳・投資信託:300万円
・個別株:1000万円
・仮想通貨:700万円

▼積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2018年から約6年継続中

今回の投稿者は、2018年からNISAを利用して全世界株式(オール・カントリー)に積立投資を続けてきたという25歳男性。

積み立て開始当時20歳だった投稿者。投資額は「月1万円からスタート」し、「社会人になってから月3万円に」増額して積み立てしてきたとのこと。

運用実績については「元本約170万円→運用益込250万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子です。

「指数連動型の商品なので市場が盛り上がれば金融資産は増えるし、市場が下がれば金融資産が減る商品なのですが、コロナショック時を除いて常にプラスで推移しています」と投稿者。

続けて「私にとって積立投資はサブの投資でメインは株式投資なのです。ただ、私は(株価が)上がっているときには現物株を購入するのは嫌なので、その時は積立投資を強制的に行い市場平均は何とかとれるようになりました」と説明されています。

■25歳・年収450万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点として、「株価上場中でも強制的に投資信託を購入するので上げ相場の恩恵を受けられるようになりました」とコメント。

とはいえ「株価上昇中に購入するのはいつ梯子を外されるかもしれないという恐怖がある」ため、積み立てをやめたくなる瞬間もあったと言います。

それでも「定年退職するまで続けることが大切」という基本に立ち返って継続してこられたと言う投稿者。

新NISAについては、「預金感覚で買えるような下値の堅い株を株価が下落したときに(成長投資枠を利用して)買いたいと思っております」と語られていました。

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あるじゃん 編集部