ツインズ戦で124年で初の記録

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が早くもドジャースの“史上初”となる記録を生んだ。「2番・DH」でスタメン出場した9日(日本時間10日)の敵地ツインズ戦。3回の第2打席に右翼線二塁打を放って今季の長打数を12としたが、これが開幕14試合では過去124年間で球団最高の数字に。日本ファンも「もう記録作っちゃったよ」「凄すぎない?」などと驚きの声を上げていた。

 9日のツインズ戦、3回2死走者なしで迎えた第2打席。大谷は右腕バーランドの投球を強烈にはじき返した。一塁手が飛びつくも捕れず、右翼線を転がった打球はあっという間にフェンスに達した。打球速度114マイル(約183.5キロ)の速い打球で、今季8本目の二塁打をマークした。

 ここでとある記録を紹介したのが、MLB公式のサラ・ラングス記者。自身のXで「これまでのショウヘイ・オオタニの12本の長打は、ドジャースでの最初の14試合では最多記録となる(少なくとも1901年以降)」と紹介。球団の124年間の歴史で、大谷が開幕14試合で最も長打を放った打者になったと伝えられた。

 ドジャース入団1年目、しかも4月の早い時期に生まれた“史上初”の記録にX上の日本ファンも「快挙だ!」「今年入団してもう歴史ある球団の記録を更新するなんて凄すぎない?」「もう記録作っちゃったよ、おおたにさん」「どこの球団におっても何かしら記録更新するのヤバいな」などと驚きの声を上げた。

 また「記録を探し出すの、宝探しみたいでちょっと面白そう」「色々な記録があるのね」とMLBならではのマニアックな記録にも注目が集まっていた。大谷は10日(同11日)のツインズ戦にも「2番・DH」で先発出場。3打数1安打1四球で、ドジャースは2-3で敗れている。

(THE ANSWER編集部)