富山県砺波市で「となみチューリップフェア」が23日、開幕した。黄、赤、白、ピンクなど300品種300万本が公園を彩る。

 2600平方メートルの大花壇では、チューリップから笑顔が広がる様子をイメージした地上絵を21万本の花で表現。観光客は花壇を見渡せる高さ13メートルの展望台にのぼったり、花にスマートフォンを近づけて撮影したり。「白の花がいいね」「黄色があでやか」と楽しんでいた。七分咲きで、主催者は「これから満開になります」。5月5日まで。

 砺波市花園町のチューリップ公園を主会場に、初日は海外客も含め7千人の人出でにぎわった。期間中に30万人の来場を見込んでいる。