【茨城】サッカーJ2の水戸ホーリーホックは18日、大分トリニータと対戦し、1―1で引き分けた。今季初の3連勝とはならなかったが、前半の劣勢を後半で立て直し、次戦に期待をつなぐ戦いぶりだった。通算成績は4勝6分け6敗となり、20チーム中14位と順位を一つ上げた。

 ホームのケーズデンキスタジアム水戸での一戦は、前半開始から間もなく失点。その後も相手の攻撃力を警戒しすぎるあまりか、攻守とも消極的な姿勢が目立った。だが、後半開始直後に寺沼星文選手がPKを決めて同点に。寺沼選手は4月13日のホームでの栃木SC戦でPKを外しており、自らの失敗をふきはらうゴールとなった。

 次戦は26日の清水エスパルス戦。アウェーのIAIスタジアム日本平である。(中村幸基)