石川県の加賀温泉を舞台にした映画「レディ加賀」の上映が、高知市の高知あたご劇場で始まった。5月6日まで毎回、雑賀(さいが)俊朗監督と高知出身のプロデューサー濱口典子さんの舞台あいさつもある。配給収入の5%は能登半島地震の義援金にするという。

 「レディ加賀」は小芝風花さんが主演だ。タップダンサーを諦めて、加賀温泉にある実家の旅館に戻り、女将修行をする女性の物語。温泉街を盛り上げるため、新米女将たちを集めてタップダンスのイベントを企画する。

 濱口さんは「能登半島地震の前に石川県で撮影しました。おもてなしの心で力を合わせて困難を乗り越えようというコンセプトの映画です」と話す。

 5月3日までは(1)午前9時10分(2)午前11時半(3)午後1時50分(4)午後4時10分の上映。4〜6日は(4)午後6時25分。一般1600円、シニア1200円。問い合わせは同劇場(088・823・8792)。(竹田真志夫)