※スターライナーの飛行試験は、日本時間5月26日4時09分以降に再延期されました。

NASA(アメリカ航空宇宙局)、ボーイング社、ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)社のチームは、ボーイング社の新型有人宇宙船「スターライナー(CST-100 Starliner)」の最初の有人飛行試験の打ち上げを、現地時間5月21日16時43分(日本時間22日5時43分)以降に再設定すると発表しました。

飛行試験はもともと5月7日に予定されていましたが、ロケット上段の液体酸素タンクの圧力調整バルブに異常が見つかり、17日以降の打ち上げとされていました。

11日にバルブの交換に成功しましたが、スターライナー宇宙船のサービスモジュールで少量のヘリウム漏れが新たに判明したことから、21日以降に再設定されることになったとのことです。

今回の飛行試験でスターライナーには、NASA(アメリカ航空宇宙局)のサニータ・ウィリアムズ(Sunita Williams)飛行士とバリー・ウィルモア (Barry Wilmore)飛行士の2人が搭乗します。両飛行士は、ISSで1週間過ごしたのちに地球へ帰還する予定です。

Image Credit: NASA/Joel Kowsky

(参照)NASA blog - NASA’s Boeing Crew Flight Test