角田、今季最高グリッド獲得でチームへ感謝「クルマにペースがなければ今日のようなアタックはできなかった」/F1第7戦
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──今シーズンの予選最高位となる7番手(これまで今シーズン予選最高位はオーストラリアGPの8番手)でした。率直な感想を教えてください。
角田裕毅(以下、角田):あれ、7番手って、今シーズンの最高位でしたっけ? まあ、最高位だったら、それはいいことですし、Q3をまとめきれなかったのが少し残念でしたけど、そこまでのアタックがよかったことは間違いないです。クルマにペースがないと、今日のようなアタックはできなかったと思うので、本当にチームに感謝です。
──まとめきれなかったのは、Q3の最後のアタックですか?
角田:はい。
──原因は?
角田:ターン6の出口で大きなスナップがありました。
──Q3の1回目のアタックもタイムが伸びなかったですよね?
角田:あれはコースコンディションをつかむためのアタックでしたが、決していいラップではなかったことも確かです。
──では、Q2のアタックが今日のベストでしょうか?
角田:はい。
──Q2で3番手になったときは、Q3でフェルスタッペン、マクラーレン勢、フェラーリ勢の誰かを上回れるかなと考えていました。
角田:心のどこかでは思っていました。Q3で主役になれたらよかったんですけど。
──セットアップは金曜日から大きく変えていないのですか?
角田:そうですね。金曜日のペースがよかったので。ただ、今日は風が180度変わったので、それに対応するのが大変でした。
──では、レースではオーバーテイクも可能でしょうか?
角田:いや、FP2の走りを考えると、レースペースは予選ほどいいとは思っていないので、メルセデスの前でフィニッシュできたら最高かなと思っています。ただ、メルセデスも簡単な相手ではないので、確実にポイントを狙って、そのうえでできるだけ多くのポイントをチームに持って帰りたいです。
──ファエンツァのファクトリーにいるスタッフに向けて。
角田:ファエンツァのみなさんのおかげで、今日もクルマはいい状態に仕上がっていました。僕たちが想像している以上に、ファエンツァのみなさんは努力してくれているからこそ、このようないい結果を出せています。その努力にいまのところ、僕も応えられていると思います。今週末は多くの人がグランドスタンドで応援してくれているので、決勝レースでも応えられるようがんばります。