◆ 大谷翔平は元同僚相手に2打数無安打

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)が現地時間25日にドジャー・スタジアムで行われたエンゼルスとのオープン戦に「2番・指名打者」で先発出場。3打席に立つも、2打数無安打、1四球に終わった。

 エンゼルスの先発は左腕リード・デトマーズ。第1打席はカウント1-2からスライダーを逆方向へ打ち返すも、打球は三遊間の真ん中を守っていた三塁手の正面を捉え、三ゴロに倒れた。

 3回裏の先頭打者として迎えた第2打席は、初球の内角高めのフォーシームをピッチャー返し。しかし打球はマウンドにぶつかり失速、二塁ベース付近への平凡な遊ゴロとなった。

 5回裏の第3打席は、フルカウントから顔面付近へのボール球に仰け反り、四球で出塁。大谷への危険なボールに対し、球場内は大きなブーイングが巻き起こった。8回裏、大谷の打順で代打が送られて交代。この試合は元同僚デトマーズの前に2打数無安打、1四球に終わった。

 大谷は本拠地ドジャー・スタジアムに戻ってからのオープン戦2試合、6打席でノーヒット。オープン戦の打率は.423、OPS1.300としている。現地時間26日、古巣エンゼル・スタジアムで行われるエンゼルス戦が今季のオープン戦最終戦となる。