◆ 菊池雄星が今季初勝利の権利持って降板

 トロント・ブルージェイズの菊池雄星投手(32)が現地時間16日のヤンキース戦に先発登板。6回1失点、9奪三振の好投で今季初勝利の権利を持って降板した。

 今季4試合目の先発となった菊池は初回、ボルペ、ソト、ジャッジの上位打線を三者連続三振に仕留める絶好のスタート。2回表、内野手の失策から先制点を献上したが、3回表は1番からの打順を再び三者凡退とした。

 ブルージェイズ打線は、菊池に今季初の援護点を記録。3回裏にジャスティン・ターナーの中犠飛で同点とすると、続く4回裏にはヴラジーミル・ゲレロJr.が勝ち越しの2点適時打を放ってリードを奪った。

 勝ち投手の権利がかかった5回表は、二死から得点圏にランナーを背負うも、1番ボルペから3打席連続となる三振を奪ってピンチ脱出。6回表には先頭打者に安打を許したが、後続を打ち取り、無失点で終えた。

 この試合の菊池は6回94球を投げて4安打、1四球、9奪三振、1失点(自責0)の投球で、今季1勝目の権利を持って降板。試合はブルージェイズが4点をリードし、7回表に入っている。