● DeNA 0 − 1 阪神 ○
<8回戦・横浜>

 DeNAは今季3度目の完封負けで今カード1勝2敗で負け越し。勝率5割復帰とはならず、再び借金2となった。

 攻撃陣は前日、14安打11得点の猛攻で最大7点ビハインドをひっくり返す大逆転勝利を収めたが、この日は阪神先発・才木に大苦戦。7回は頭部打撲から2試合ぶりに復帰した3番・宮﨑の左前打、続く4番・牧の四球で無死一、二塁としたが、5番に入った筒香が二ゴロ併殺に倒れ無得点に終わった。

 9回は宮﨑の安打と代走・森敬の二盗で二死二塁としたが、最後は牧が捕邪飛に倒れ試合終了。才木に通算4度目となる完封勝利を許した。

 先発の大貫は2回パーフェクトの好スタート。3回は二死から9番・才木に四球を与えると、続く1番・井上には中前打でつながれたあと、2番・中野に右翼線突破の適時二塁打を許し先制された。

 それでも、4回以降は再びテンポ良くアウトを量産。4イニング連続3者凡退の快投で3回途中から15打者連続アウトを記録した。しかし、8回110球、2安打1失点、5奪三振2四球の力投も援護なし。防御率1.91もリーグワーストタイの4敗目(2勝)を喫し、今季3度の完封負けはすべて大貫の登板試合となった。