○ レッズ 2−0 パドレス ●
<現地時間5月21日 グレートアメリカン・ボールパーク>

 サンディエゴ・パドレスが5安打完封負け。4番手としてリリーフ登板した松井裕樹投手(28)は1回無失点の投球だった。

 パドレスは2回裏、一死二、三塁のピンチを背負うと、1番フルツビセの浅い左飛で三塁走者が本塁突入。捕手ルイス・カンプサノはアウトのタイミングで送球を受けるも、タッチの際にミットからボールがこぼれ、走者生還。続く2番デラクルーズに適時二塁打を浴び、2点のリードを許した。

 2点ビハインドの7回裏、3番手ジョニー・ブリトーが二死を取ったところで松井が登板。1番フルツビセを6球で右飛に打ち取ってこの回を終えると、8回裏にも続投。先頭のデラクルーズは遊ゴロ。3番カンデラリオに対しては2球で追い込みながら四球を与えたものの、4番フェアチャイルドを遊飛に仕留め、イニング途中で5番手ステフェン・コレックに交代。打者4人に対して24球を投げ、1回無失点でマウンドを降りた。

 最終的に2回裏の得点が決勝点となり、パドレスは敗戦。得点圏のチャンスは5回表二死の一度のみに終わり、三塁を踏むことすらできず完封負け。2連敗で再び借金1となった。

 松井は3試合連続の無失点リリーフに成功。今季22試合目の登板を終え、防御率3.54をマークしている。