これも野球の神様のいたずら?



『月刊プロ野球ヒーロー大図鑑』表紙

 1934年12月26日、のちの巨人軍、「大日本東京野球倶楽部」が創立。2024年はプロ野球90年の節目の年となる。

 今回、小社ではプロ野球90年を記念し、歴代のトッププレーヤー1500人超をポジション別に分けた『月刊プロ野球ヒーロー大図鑑』を企画。3月27日に第1号を発売した(一部地域を除く)。

 1号目のテーマは先発右投手パ・リーグ編。基本的にはポジション別にセ、パ1冊ずつだが、数の多い投手のみ、先発右投手、先発左投手、リリーフなど、さらに細分化している。

 全30冊で構成し、愛読者プレゼントとしてオリジナル収納ボックスも準備。詳しい内容については、ご購入いただき、確認していただければ幸いです。

 今回はその野口二郎(東京セネタースほか)の記事(データ)からチョイ出し。

 通算237勝の野口は打者としても7回、規定打席に到達。特にすごかったのはリーグ9位の.298をマークした46年だ。

 8月29日から当時の日本記録である31試合連続安打。ただ、この記録、当時は話題にならず、のち47年に金星の坪内道則が25試合連続安打をしたときは、それが日本新記録とされた。

 その後、記録の見直しで野口の記録が発掘されたが、実は坪内の記録を止めたのが投手・野口、49年に坪内の記録に並んだ中日の西沢道夫は伝説の延長28回で投げ合った相手。さらにそれを71年に32試合で抜いた長池徳二は阪急コーチ時代の選手だった。

 なお、1号目のみ、お手軽な特別価格890円で。もちろん、「やきゅう」からです。