今夏に開催される「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」に向け、ジャレン・ジャクソンJr.(メンフィス・グリズリーズ)、ブランドン・イングラム(ニューオーリンズ・ペリカンズ)がアメリカ代表にコミットしたと報道された。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー氏が伝えている。

 現在23歳のジャクソンJr.は、208センチ110キロのフォワード兼センター。ミシガン州立大を経て2018年にメンフィス・グリズリーズへ入団し、今シーズンは計63試合の出場で1試合平均18.6得点6.8リバウンド1.0アシストを記録した。オフェンスだけでなくディフェンスも得意とするプレーヤーであり、今シーズンの最優秀守備選手賞を史上2番目の若さで獲得するなど、今後の成長も大いに期待できる次世代ビッグマンだ。

 また、ともにチームUSAへコミットしたイングラムは、現在25歳で203センチ86キロのフォワード。名門デューク大学から2016年にロサンゼルス・レイカーズへ入団し、2019年からはペリカンズでプレーしている。リーグデビューから着実に実力を伸ばし、今シーズンは45試合の出場で自己最多となる平均24.7得点をマーク。リバウンドやアシストもこなせるなど、幅広いスキルを持っている。

 現時点でアメリカ代表のロスターは確定しておらず、エグゼクティブのグラント・ヒル、指揮官のスティーブ・カーは12名の選手を選考している模様。6月後半には完成する見込みであると、ウォジナロウスキー氏は述べている。

 なお、ドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ)、アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、タイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)ら数選手もアメリカ代表へのコミットが発表されている。

【動画】今季も活躍を見せたジャクソンJr.&イングラム!