5月10日、Bリーグの年間王者を決める『日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24』クォーターファイナルの第2戦が行われ、宇都宮ブレックス(東地区1位)がホームで千葉ジェッツ(ワイルドカード下位)に−で勝利。シリーズは1勝1敗となり、第3戦までもつれ込むこととなった。

 立ち上がりは第1戦を制した千葉Jペースで試合が進むも、第2クォーターに入るとD.J・ニュービルが躍動。10分間で10得点3アシストする活躍を見せ、チームとしても23得点。守っては千葉Jの得点を10点に抑え、7点リードの36−29でハーフタイムを迎える。

 第3クォーターではグラント・ジェレットやギャビン・エドワーズを中心に攻める宇都宮に対し、千葉Jは富樫勇樹やゼイビア・クックスが奮闘。54−48と宇都宮の6点リードで迎えた最後の10分間、互いにシュート精度に苦しむ展開が続くなか、宇都宮はセカンドチャンスからジリジリとリードを拡大。最後は千葉Jを突き放し、見事なリベンジを果たした。

 勝利した宇都宮は、エドワーズが4本の3ポイントを含む21得点に加えて13リバウンドの活躍を見せ、ニュービルやジェレットも2ケタ得点をマーク。比江島慎は2得点に抑えられたものの、5アシストに加え終盤の貴重なブロックショットなどが光った。

 一方、千葉Jは富樫が4本の3ポイントを含む16得点、ジョン・ムーニーが16得点12リバウンドとダブルダブルを達成するも勝利には届かなかった。運命の第3戦は13日の19時25分ティップオフ予定となっている。

■ 試合結果
宇都宮ブレックス 67−58 千葉ジェッツ
宇都宮|13|23|18|13|=67
千 葉|19|10|19|10|=58