オービックビジネスコンサルタント(OBC)は3月28日、「奉行クラウド」「奉行V ERPクラウド」「奉行クラウドEdge」「OBCクラウドサービス」で、「SOC1 Type2報告書」「SOC2 Type2報告書」の取得が完了したと発表した。
 OBCは今回、奉行クラウド、奉行V ERPクラウド、奉行クラウドEdge、OBCクラウドサービスで、米国公認会計士協会(AICPA)が定める米国保証業務基準書第18号(SSAE18)に準拠して顧客の財務報告に係る内部統制に関連するOBCの内部統制を評価した「サービス・オーガニゼーション・コントロール1(SOC1)Type2報告書(SOC1 Type2報告書)」、および米国公認会計士協会(AICPA)が定める「Trustサービス規準」に基づきOBCのセキュリティーに係る内部統制を評価した「サービス・オーガニゼーション・コントロール2(SOC2)Type2報告書(SOC2 Type2報告書)」を独立受託会社監査人から取得した(評価対象期間は23年1月1日から12月31日)。
 OBCは、SOC1 Type2報告書、SOC2 Type2報告書を2019年分から継続して取得している。この報告書では、OBCのシステムに関する内部統制の整備・運用状況に関する情報が記載されており、同報告書によって顧客および顧客の監査人が容易に内部統制の状況や、セキュリティーの状況を把握できるようになり、顧客の重要な業務システム基盤として、OBCのクラウドサービスをより安心して利用することが可能となる。
 3月27日から、奉行クラウド、奉行V ERPクラウド、奉行クラウドEdge、OBCクラウドサービスを利用している顧客で、希望する人に対して、SOC1 Type2報告書とSOC2 Type2報告書を無料で提供する。