外環道と成田空港を最短距離で結ぶ、北千葉道路の早期の全線開通に向け、千葉県や沿線市などで構成する期成同盟会が5月17日、総会を開き、今後の事業計画や国への要望事項などを審議しました。

 北千葉道路建設促進期成同盟会は、県と、鎌ケ谷市や市川市といった沿線7市や商工会議所などで構成され、17日の総会には、熊谷知事や沿線市の市長のほか、沿線地域選出の国会議員や県議会議員らも出席しました。

 会議の冒頭、挨拶した熊谷知事は、「北千葉道路は、国際競争力の強化や災害時の緊急道路ネットワークの構築のためにも重要になる。一日も早い全線開通に向け全力で取り組む」と述べ、会員らに連携を呼びかけました。

 また、会議では、2024年度の事業計画案として、引き続き国への要望活動を行うことが示されたほか、国が今後進める、市川市と松戸市の区間での用地取得の推進を含む、全線開通に向けた取り組みを国に求める要望案も審議され、いずれも全会一致で承認されていました。