俳優の中山優貴(33)、村田充(46)がダブル主演する舞台「エロイカより愛をこめて Revival+」が7月26〜29日、東京・新宿の紀伊国屋ホールで上演されることが分かった。

 原作は青池保子さんによる同名少女漫画(秋田書店)。世界的美術品泥棒「怪盗エロイカ」ことドリアン・レッド・グローリア伯爵(中山)と、北大西洋条約機構(NATO)の情報将校「鉄のクラウス」ことクラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ少佐(村田)が織りなすドタバタコメディー風味の怪盗&スパイ活劇。演出は変わらず児玉明子さん、脚本も入江おろぱさんが務める。

 原作の連載開始から48年を越え、昨年5月に初舞台化。漫画・ゲームを原作にもつ”2.5次元舞台”ファンのみならず好評を得た同作だが新しいシーンを加えて、パワーアップして上演するという。前作で中山は「”美しい”がたくさん詰まった作品」と話し、「歌がとにかく多い」と充実感を込め、村田は「余韻をお持ち帰りいただける作品」と胸を張っていただけに、今作でのレベルアップぶりにも注目が集まる。