NHK連続テレビ小説「虎に翼」第14話が18日放送された。物語の中で華族令嬢の涼子(桜井ユキ)が発した「人物評」に関する言い回しが視聴者の注目を集め、X(旧ツイッター)では「声に出して読みたい日本語」などのコメントが相次いだ。

 以下、ネタバレ含みます。

 ヒロイン・寅子(伊藤沙莉)らは男装の同級生、よね(土居志央梨)が明かしたつらい生い立ちに言葉を失う。しかし涼子はこれまで「その…お気立てに難がおありでしょ?」とよねを避けていたことを認めつつ、法廷劇を邪魔した男子学生に抗議したことを「ですけど私、法廷劇の時、ほれぼれしましたの」と尊敬のまなざしで伝えた。

 Xでは「涼子様」が放った「お気立てに難がおあり」がトレンド入り。視聴者が「私も涼子様に倣いこれからは『クッソ性格悪い』と言わず『お気立てに難がおあり』と言うようにします」「声に出して読みたい日本語」「めちゃ上品な煽り方」「怒りん坊な人に使いたい」「丁寧語だから上司に使っても大丈夫かな」などと盛り上がっている。