3人組バンド「羊文学」が21日、横浜アリーナで「羊文学LIVE2024”Ⅲ”」と題したライブを行い、これまでの公演で最大規模の1万2000人を動員した。

 同バンドは20年にシングル「砂漠のきみへ/Girls」でメジャーデビュー。同所での公演は初。TBS系アニメ「呪術廻戦」のエンディングテーマとして知られる「more than words」、「永遠のブルー」、「光るとき」など18曲を披露した。

 ボーカル・ギターの塩塚モエカ(年齢非公表)は、「こんなに広いのに、(ファンの)みんな1人1人が側にいるような感じでした。絶対にこの日を忘れないって思いました」と感極まって涙した。

 また、終演後、8月30日の宮城公演からスタートする12都市での全国ツアー、7月3日のシンガポール公演など4都市でのアジアツアーの追加公演の開催を発表した。