声優の松本梨香(55)が21日放送のテレビ朝日系「世界アニソン総選挙」にスタジオ出演。だが番組中の出来事にファンからブーイングがあがった。

 アニメファンの外国人にアンケートをし、ベスト20位を発表するもの。ヨーロッパ501人、アジア1049人、中東・アフリカ8人、オセアニア17人、南米14人。北米151人にアンケートを取ったという。

 MCの「爆笑問題」田中裕二が「ポケモンも世界中で人気ですからね」と話をふり、アニメ「ポケットモンスター」のサトシの声を求めると、松本は「ポケモンゲットだぜ!」と笑顔で対応。スタジオからは拍手がわき上がった。

 20位から順に曲名が発表され、とうとう2位がYOASOBIが歌う「アイドル」(【推しの子】)と明かされ、トップ1を残すのみに。松本は「もうこれ選ばれてなかったら…寂しいです」と哀愁を漂わせながら話し、笑いを誘った。

 結局、トップ1は「残酷な天使のテーゼ」(新世紀エヴァンゲリオン)。放送終了前、出演者のテロップが流れる中、田中が「めざせポケモンマスター」について「36位」と説明。松本は「36位、ポケモンゲットだぜ!」と力強く言い、「やり切りました」と爽やかな笑顔をみせる神対応をみせた。

 松本は番組放送終了後のXでも、「テレ朝のランキング番組で 上位にあがらなくとも めざポケが誰かの1番であったら それは素敵な事。これからも誰かが喜んでくれるならば、梨香はずっと歌い続けるよ」とファンに呼びかけなど、ファンの心情もケアした。

 だがファンは複雑な心境を抑え切れなかった様子。「残念すぎて呼んだの失礼だろ!って思っちゃいました」「失礼過ぎ」「めちゃくちゃモヤモヤした」「なんで松本梨香さん呼んだの」「リスペクトの欠けらもない」と憤り、ゲスト出演への疑問を投げかける声が放送終了後に相次いだ。