弁護士の紀藤正樹さんが22日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「頂き女子りりちゃん」の同日の判決を受け、「24億円詐欺加害の水原氏の罪はどうなるでしょうね」とつづった。

 「頂き女子りりちゃん」こと無職渡辺真衣被告は、男性の恋愛感情を利用した詐欺マニュアルを販売し、金銭をだまし取ったなどとして、詐欺などの罪に問われた。名古屋地裁は22日に懲役9年、罰金800万円(求刑懲役13年、罰金1200万円)の判決を言い渡した。

 一方、ドジャース・大谷翔平選手の通訳だった水原一平容疑者は違法スポーツ賭博で約4100万ドル(約63億6000万円)の負けを抱え、大谷の銀行口座から少なくとも1600万ドル(約24億8000万円)をブックメーカーに不正送金したとされる。

 勤務先の風俗店やマッチングアプリで知り合った50代の男性3人から、計約1億5500万円をだまし取ったなどとされる「頂き女子―」とは金額も桁違いで、紀藤弁護士は「さて大谷翔平氏の元通訳約24億円詐欺加害の水原氏の罪はどうなるでしょうね」と興味深そうに記した。