俳優の長谷川博己(47)が主演するTBS系日曜劇場「アンチヒーロー」第2話が21日放送された。ある矛盾点を指摘する声が一部であがっている。

 【以下、ネタバレ含みます】

 緋山(岩田剛典)には無罪の判決が下った。だが明墨弁護士(長谷川)の部下・赤峰(北村匠海)は緋山が血の付いた衣服を処分している姿を目撃してしまう…。

 緋山が実は真犯人だったのか、との驚きが視聴者にも広がる中、ネット上では、ある別の男に疑惑の目が向けられている。

 実は第1話の法廷で、検察は「(被害者の)家の中からは家族以外、あなた(緋山)の指紋しか検出されませんでした」と、残された指紋が緋山の犯行を裏付けるものだと主張。一方、明墨は「被害者の息子が、緋山にボールを取ってもらったときに被害者の自宅内に指紋がついた」と話し、主張を覆した。

 だが閉廷後、実際にボールを取ったのは緋山ではなく、別の従業員の佐藤(前原瑞樹)だと判明。明墨が法廷で主張した説はウソだった。

 そんな状況下で、視聴者が注目したのは、佐藤の指紋が検出されなかった点だ。佐藤がボールを取ったのなら、佐藤の指紋は残っていたはずだからだ。

 ネット上では矛盾点をあげ「ボール取ってくれたお兄さんの指紋はなぜ検出されなかったの?」「家のどこにも指紋を付けずに、上手にボールだけ取ることができた”指紋つけないマン”てこと?」「例えば、佐藤を庇っている可能性」「まだ緋山が犯人と決まっていない?」などの声があがった。