俳優長谷川博己(47)主演のTBS系日曜劇場「アンチヒーロー」(日曜午後9時)に女優吹石一恵(41)が9年ぶりにドラマ出演することが解禁された。今月5日に放送された第4話では、保護犬施設の古い写真に写っているだけだったが、主人公のアンチな明墨弁護士(長谷川)との関係など、新たな謎多き展開に注目だ。

 第2話で明墨が「REIKO MOMOSE」と刻まれた墓石に花を供え、涙する場面が視聴者の考察を呼んだが、第4話では胸に「ももせ」と名札をつけた女性の写真が流れ、一気に視聴者の考察を刺激していた。

 桃瀬礼子役で出演することが明らかになった吹石。桃瀬は6年前に亡くなったとされ、明墨が検事を辞めた時期とも近く、その関係性は何なのか、12日放送の第5話では、さまざまな登場人物の動きが点と点としてつながっていく。

 久々のドラマ出演に吹石は「9年ぶりにお芝居の現場に立たせていただきました。久しぶりの現場は作品に携わる皆さんが『アンチヒーロー』を唯一無二、かつ最高のドラマにするんだ! という情熱にあふれていました。その情熱に触れさせていただき『やっぱり現場っていいな』とあらためて感じることができました」と言葉にした。

 さらに「先の読めない、強く引き込まれるストーリー展開。そんな魅力的な世界に、どう存在できたか。撮影を終えた今も少しの不安を感じながら、毎週のオンエアを楽しんでいます」とコメントした。