俳優生田斗真(39)と韓国出身のヤン・イクチュン(48)がW主演する映画「告白 コンフェッション」(31日公開、山下敦弘監督)が7月にカナダ・モントリオールで開幕する北米最大のジャンル映画祭「第28回ファンタジア国際映画祭」メインコンペ部門に出品されることが決定した。

 同映画祭では2009年、ヤンが監督・脚本・主演を務めた「息もできない」がBest Film Award、Best Performance AwardをW受賞しており、15年には本作の山下監督による「味園ユニバース」が最優秀男優賞、最優秀脚本賞を獲得している。

 原作は「カイジ」の福本伸行さん原作、「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじさん作画による同名コミック(講談社「ヤンマガKC」刊)。登山中に吹雪に襲われ、死を覚悟した親友の思わぬ告白を聞いたことから始まる衝撃的サバイバルバトル作品が映画祭で旋風を巻き起こすか注目される。

 同映画祭のニコラス・アーカムボルト・アジア作品プログラミング・ディレクターは「本作は期待以上に素晴らしい。これまでに製作されたワンロケーション・スリラーの中でも最も魅力的で優れた作品の1つを鑑賞できるこの機会をお見逃しなく。後悔はさせません!」と高い評価をコメントした。