タレントの優木まおみ(44)が9日、東京都内で「第16回ベストマザー賞2024」の授賞式に登壇した。

 優木は「お母さんと呼ばれるようになって、10年ぐらい過ぎています。お母さんとカテゴライズされて呼ばれることに慣れないし、もっといいママでいなければいけないとか、自分自身を高めていかなければいけないとか、すごくもがいていた」と振り返り、「成人までの限りある期間を目いっぱい楽しみたい」とニッコリ。

 社会経済部門で受賞し「(仕事は)順風満帆ではなくトライ&エラー。ママもやりたいことにチャレンジできる。やり抜く力や、失敗してもやっていい、頑張り続ける、動き続ける背中を見せていけたら」と話した。

 授賞式後の取材では「お子さんが小さいころに受賞する方が多い印象でした。私は”ママ”と言われる存在から”母ちゃん”に進化してきた」と報道陣を笑わせた。娘には受賞を「母ちゃん、全然ベストじゃないよね」と自虐しながら伝えたというが「ママはベストだよ!」と返ってきたそうで「そのまま家族の好きなところの言い合い、褒め合いっこが始まって、平和でした。ママを育ててくれています」と笑みを深めた。

 また「海外移住も考えている」と明かした。コロナ禍を経て、体が東京じゃなくても仕事できると考えたそうで「教育での部分もありますし、自分自身が(海外生活を)体験してみたいというのもある」と話し、「2拠点生活かな。東京で暮らす以外に拠点を持ってみたいと家族で話し合っています」と説明。具体的な時期も考え、話も進めているというが「事務所的に言っていいのか分からないので(詳細は)言わないでおきます」と話した。