歌手の夏川りみ(50)が19日、東京都港区の高野山東京別院で、デビュー25周年を記念したファンクラブコンサートを開いた。

 「これからも人と人とのつながりを大切していきたい」との思いから、縁結びのパワースポットとして知られる同寺でのコンサートを企画。特設ステージにした本堂で、約100人のファンを前にヒット曲の「涙そうそう」「童神〜ヤマトグチ〜」や22日に配信される新曲「詩、歌、唄」など7曲を感謝の思いを込めて熱唱した。

 沖縄・石垣島出身で、1999年5月に「夕映えにゆれて」でデビューした後。2001年にサードシングル「涙そうそう」が大ヒット。”日本の歌姫”として国内外で高い人気を集めてきた夏川は「25年を迎えられ、幸せを感じています。いつも応援してくださるファンの方々に感謝したいです。これからも大好きな歌で、皆さんを元気に、幸せにできたらと思っています」と四半世紀を感慨ひとしおに振り返った。

 6月からは25周年記念の全国ツアーもスタートする。夏川は「これからもずっと歌い続けていきたい。沖縄の島唄だけのアルバムも作りたいですね」と張り切っていた。