文化放送が4月にグランドオープンしたオリジナル配信プラットフォーム「QloveR(クローバー)」の課金登録者がスタートから1カ月余で2万人を突破したことが21日、東京・浜松町の同局で開かれた定例社長会見で発表された。

 「QloveR」はリスナーたちに新しいコンテンツの楽しみ方を提供するほか、地上波番組のスピンオフコンテンツなどを配信している。 同局によると、配信を始めた有料チャンネルの一番人気はゲーム実況を中心とする人気動画投稿グループの「我々だ!の侵夜ラジオ」といい、ゲーム実況者「リモーネ先生」と「しるこ」による「リモしるの体験版」も人気という。

 ユーチューバー、Vチューバーらのコンテンツのほか、地上波で放送中の「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」などもラインナップ。21日に配信が始まった「女子(おなご)研究大学」は月額3万円。同局は「将来的に番組から派生したイベントなどの企画も考えたい」と、さまざまなスタイルでのプラットフォームの定着を期待している。