バスケットボール男子で、ネブラスカ大の富永啓生選手(23)が4日、NCAA(全米大学体育協会)の有力選手が参加する3ポイントシュートコンテストに参加して優勝を飾った。

 60秒の時間内に、台に並べられたボールをどれだけ得点できるかを競う大会で8人が参加した。1回戦から決勝まで勝ち抜いた富永は、途中ノールックで後ろ向きになってゴールを決めるなどスタンドを沸かせ、女子の優勝者との対決も制した。

 X(旧ツイッター)でも「心の底からバスケを遊び尽くしてる」「インパクト抜群なパフォーマンス」「富永啓生半端ないって〜」などと称賛の声が寄せられた。

 富永は愛知県出身で高校卒業後に留学。昨年のW杯でも48年ぶりとなる日本のパリ五輪出場権獲得に貢献した。NBA入りを目指しており、6月にはドラフト会議がある。