◇7日(日本時間8日)MLB カブス8―1ドジャース(シカゴ)

 カブスの今永昇太投手(30)は、地元でのドジャース戦でメジャー2試合目の先発登板。4回を2安打無失点、無四球の3奪三振に抑えたが、4回裏の降雨中断後はマウンドに上がらず、メジャー2連勝はお預けとなった。

 大谷翔平選手(29)と2度の直接対決は空振り三振と三塁ファウルフライにピシャリ。大谷は今永の降板後に三塁打と二塁打を放ち、4打数2安打、1打点。カブスの鈴木誠也外野手(29)は犠牲フライで1打点を挙げ、3打数無安打だった。

 今永と大谷の直接対決がフォーカスされたこともあり、米メディアの多くで「SHO」の文字が踊った。1914年に開場したカブスの本拠地リグレーフィールドの外にあるレトロ様式の看板には「It‘s a Shota Shohei Showdown(ショータとショーヘイの決戦だ)」と記されていた。

 カブス地元中継局のマーキーSNは、今永の成績紹介に「SHO―TIME」のタイトルを使用。もともとはエンゼルス時代からの大谷の愛称でもあるが、同局のジム・デシェイーズ解説者は「ショータイムはショータイムでも、きょうはショータのものだ。われわれが注目するマッチアップはこの男、大谷翔平との直接対決。太平洋を挟んだ無数の目が、この対決に注がれている」と伝えた。