中日・立浪和義監督(54)が本拠地で連勝を伸ばす。12日からの阪神3連戦(バンテリンドームナゴヤ)を控えた竜戦士は11日、本拠地で汗を流した。昨季の覇者に立ち向かう先発は柳裕也(29)、ウンベルト・メヒア(27)、梅津晃大(27)の3右腕。チームは5連勝中で、全て先発に白星が付いている。6戦連続で先発投手に白星がつけば2007年以来、チームでは17年ぶり。

 首位を走る立浪竜が脇を締めて動きを確認した。投手陣がマウンドに集まり、一ゴロに対するベースカバーを繰り返した。9日のDeNA戦(横浜)では勝野が、ゴロを処理した中田のトスを受けて一塁ベースを踏み外した(記録は勝野の失策)。逆に10日の攻撃では村松が一塁への弱い打球で相手の連係プレーのミスを誘い、一塁内野安打とした。

 立浪監督は「ミスも当然ある。ただ、同じミスを繰り返さないための方法をコーチと選手も考えてやっていく。ミスを取り返してくれたり、助けてもらったりすることもある。そういう回数が増えてくるようになってくれば、チーム内の信頼関係も高くなってくると思う」とコメント。ナインの動きに目をやった。