◇19日 阪神―中日(甲子園)

 中日のウンベルト・メヒア投手が先発し、4イニングを5安打4失点。リードを許したまま、5回をもたずに降板した。

 初回は三者凡退。2回に先頭から大山、佐藤輝に連打を浴びると、続くノイジーに四球を与えて無死満塁。大ピンチで坂本は二直に打ち取るも、木浪に2球目の150キロ直球を右前に運ばれて先制を許した。さらに1死満塁から青柳の犠牲フライで2点目を許した。

 3回には1死から森下に6球目のスライダーを完璧に捉えられる左越えのソロ本塁打を献上。4回は先頭の坂本に死球を与えると、2死二塁から近本に右前適時打を浴びて4失点目。5回の打席で代打・三好が送られ、5回からは福谷がマウンドに上がった。

 メヒアは昨季、甲子園で2戦2勝、防御率1・46と、球場別で最も好成績を残していた。この日は苦しい内容で虎打線にのみ込まれた。