◇25日(日本時間26日) ナショナルズードジャース(ワシントンDC)

 ドジャースの山本由伸投手が25日、ナショナルズ戦で今季6度目の先発登板し、6イニングを4安打無失点、1四球、7奪三振の内容で勝利投手の権利を持って降板した。

 前回は真っ直ぐを狙われ、メッツ打線に4失点とピリッとしなかったが、中5日のマウンドで三塁を踏ませぬ好投を見せた。最速は96.8マイル(約156キロ)。シュート回転せず、球威がある速球に、ナショナルズ打線は凡打の山を築いた。速球が軸になったため、スプリットも効果的で、カーブもさえた。3、4回は得点圏に走者を置いたが、落ち着いて後続を断ち、6回は2死から連続安打で一、二塁のピンチを招いたが、最後は外真っ直ぐの95マイルで遊ゴロに打ち取った。

 5回はあわや打球直撃の投手返しの打球を、体をのけぞらせながらスーパーキャッチした。