◇27日 ロッテ1―4楽天(ZOZOマリン)

 ロッテは救援陣が打たれて泥沼の7連敗。打線も振るわず得点は3回の犠飛による1点のみだった。吉井理人監督が期待をかけていたのは安田尚憲内野手だ。腰痛から復帰して「5番・三塁」でスタメン起用したものの、4打数無安打。いずれも外野フライに倒れ、得点シーンを生み出すことができなかった。

 1軍出場は開幕3戦目となった3月31日の日本ハム戦(ZOZOマリン)以来。指揮官は「彼が頑張ってくれないとチームも多分よみがえらないと思う。明日もスタメンで行くつもりなんでね」と28日の楽天とのカード2戦目でも先発出場させる方針を語った。

 この日もベテランの角中を2番に起用するなど打開策を探っているが、打線はこの7試合で7得点。「いろいろ戦術は考えている。選手が混乱しないよう、しっかりと明確な指示を出していきたい」と渋い顔だ。