今夏のパリ五輪に挑むバレーボール男子日本代表が7日、東京都内で記者会見し、フィリップ・ブラン監督(63)は「パリ五輪でメダルを獲得するのが目標だ」と語り、ミュンヘン五輪以来、52年ぶりのメダル獲得へ決意を示した。

 ブラン監督は「全てはパリのためにともに歴史をつくる」とスローガンを発表。その上で、「運命はわれわれの手にある。私たちは素晴らしいチームにならないといけない」と付け加え、集団としてのさらなる成長を促した。

 パリ五輪でのメダルを見据え、具体的な構想も披露。組分けが優位になるように「世界ランクで上位5位を維持する必要がある」と強調した。

 五輪代表メンバーは5月から始まるネーションズリーグ(VNL)終了後、VNLのパフォーマンスなどを基に決定することも明かした。