◇8日 中日1―4巨人(バンテリンドームナゴヤ)

 巨人・坂本勇人内野手が「5番・三塁」で出場し、先制点をもたらした。1回1死満塁のチャンスでキッチリと中犠飛。「(堀田)賢慎が先発なので、何とか援護したいと思っていました。先制点につながり良かったです」。さすがの働きをしたベテランは、守備でも6回無死一塁から細川の強い当たりをうまくさばいて併殺を完成させるなど盛り立てた。

 ダメ押し打を放ったのはもう一人のベテラン。8回1死満塁で長野久義外野手が走者一掃の適時三塁打を放ち、勝利を決定付けた。35歳の坂本、そして39歳の長野の「サカチョー」コンビが、22歳で高卒5年目の堀田賢慎投手に白星をもたらす全得点を挙げた。