◇15日 オリックス1―1ロッテ(沖縄セルラースタジアム那覇)=延長12回

 ロッテは1点差を守れず、痛恨の引き分けで勝率5割復帰を逃した。打線は4回にポランコの6号ソロ本塁打で先制。先発の種市も8イニングを122球、無四球の無失点と力投したが、9回2死三塁から二ゴロに打ち取るはだった打球を藤岡がファンブルし、同点に追いつかれた。

 吉井理人監督は藤岡の守備について言及しなかったが11回、12回と勝ち越し機をつかんだだけに「何回かチャンスがあったんで。やっつけなけらばいけない試合だったと思います」と悔やむことしきり。

 相手先発のカスティーヨ対策で先発に左打者7人を並べた打線が機能せず「作戦が失敗した。作戦が悪かったんだと思います」とベンチワークを責めた。